筋雲

2002年4月18日
最近バイトを探しているのだが、
近くのファミレスから面接の連絡が来た。
聞いていた話と違って一日三時間しか働けないらしい。時給700円で三時間って夏の旅行費用なんてたまるわけが無いです。なめとんのか
手っ取り早く肉体労働でもしようかな。

日記を見ると就職活動中の人たちが多い。
自分の場合なかなか決まらないことの焦りや、
自分に責任があるのではないかと自己嫌悪になったりした。
でも焦っているときって肝心のことが見えてこないと思う。会社が自分を選んでいると同時に自分も会社を品定めしてるんだよね。そういう観察眼が焦りによって曇ってしまうのはもったいないと思う。
って自分に言い聞かせて活動してた。
だから少しでも疑問があれば質問してた。
まあ企業にとっては偉そうな学生と映ったかもしれないけど。

話変わるけど今日は昼間は家で永遠の仔を読んでた。
内容は省くけどあういう病気はだれにでも起こりうると思う。そして子供時代の出来事が心の傷になっていることも。そういうときに支えになってもらいたい人がいるといないとでは大違いだと思った。
そういう深い問題に言及した作者はすごいとおもった。
実家に帰った。

先々月結婚した先輩夫婦のもとへ
同じ部のメンバーとおじゃました。
マンスリーレオパレスで、6週間11万だと。
埼玉の郊外で普通に考えたら高いけど、
アパート借りるより安いらしい。
都の職員なんだけど、公務員住宅が空かないらしい。
でも都も財政難だし、しょうがないとも思った。

で、同じ部の集まった人6人のうち4人が新入社員。
いろいろ研修の話とか聞けてよかった。
マスコミに入ったあいつは思ったほど
同期の人間が面白くなかったらしい。
まあ大学を休学して世界を放浪していた彼と対等なくらいエキセントリックな人はいないと思うけど。
ともかくマスコミなので給料はいいし、これからのいきごみに溢れている。

あとベンチャーに入った奴は入社早々NHKのニュースに出ていた。
ベンチャーの中では有名なところで台湾とかで安く
製品を作っていて、みんなやり手らしい。

聞くとみんな給料はいいらしい。
まあ大学院卒だからあたりまえか。
でもみんなやる気満々でいい感じだ。

自分も一年後はああいうかんじだろうなと
待ち遠しい
最近物事を先延ばししてしまう。
HPを作ろうと思っていてもなかなか取り掛からないし、定期のバイトをしようと思っても雑誌をパラパラめくっているだけだし。
なんのために大学を休学したのか分らない。
研究室には顔を出しているが。

就職が内定してから一転して暇な生活になった。
もう少し気合を入れた生活を送ろうと思う。

うちの大学は今日から新入生が多くみられた。
若いっていいです。ありきたりだけど。

若いといえばフリーラジカル(活性酸素)やDNA中のテロメアが老化に関わっているって明らかになってきたけど、不老不死が実現したらどうなるのだろう?
クローン人間はいけなくて不老不死は倫理的にOKなのか?

分らない。
言えるのは、自分は永遠の命なんていらないことと、人間は欲望の塊だから不老不死を手に入れたらさらに大きな欲求にさいなまれるだろうということだ。
そして怖いのは一日一日の大切さを忘れてしまうかもしれないということだ。
ただでさえ昨今は犬のように人間の5倍も早く時がすぎてしまうdog yearといわれ、日々におわれているのに。
でも早期老化症の患者さんたちには治ってもらいたいと切に思う。

遺伝病というのは酷だ。その人には何の落ち度も無いのにそのひとの「血」によって一生を左右される。

早く科学が進歩することを祈ります。

2002年4月7日
こないだマルホランド・ドライブという映画を見た。不思議な映画で、最後まで内容の把握ができなかった。HPにいってみたがやはり分らない。
ただ1つ、主演女優が美人で、叶姉妹に似ていた。
それだけです。

自分はどうも諦めの早い性格らしい。
こないだの合コンでも気に入った女の子がいたのだが、友人がアプローチしているのを見て引いてしまった。
あと就職活動中に企業に自己PRするときでも
周りが熱弁すればするほど、自分の言おうとしてることが陳腐なことに思えてきて、気後れしてしまったことがある。

自分で本当に最後までやり遂げたことは数えるほどしかない。
好きな漫画で「昴」というバレリーナの話があるんだけど、主人公の女の子がバレリーナとして有名になっていく話だ。
何が好きかというとせりふの一つ一つが重いのです。
15歳なのに「バレリーナとして失敗したらそれで終わりでいい」とか読んでみるとわかるんだけど、漫画の中でそれらが圧倒的な存在感を持っている。

思うに設定がしっかりしていて、主人公の昴が子供時代に双子の弟の病気を治そうと病室で踊りつづけたことが描かれていて、その死に物狂いの経験が主人公に踊りへ目覚めさせることへつながっている。
でも主人公はそのころの踊り=弟の死というイメージからなかなか脱却できずに、踊ることの本当の楽しさをいろんな人との出会いから学んでいくというのがおもしろい。
自分はバレーというのはまったく見ないのだけど、こういう一途にとりくむというのは勉強でもスポーツにもつながると思います。
そういう点がたぶん自分がこうなりたい人物像というのとだぶって惹かれている点だと思う。

来年から製薬会社で開発に携わるんだけど、
仕事も熱中できる要素を1つでも見出せたら続けられると思う。人を助けたいとか社会の役に立ちたいとか就職活動中に言っていたことは、それはそれであるんだけど、最後には自分の満足感が得られるか、という点に終始すると思う。

僕の住んでる仙台はいいところだ。
地元の人はいい人ばかりだし(とくにお年寄りは方言がいい味出してる、半分も解読できないが)。
今日もとんびはピーピー飛びまくってるし。
鳥柱をつくってるぐらいだ。
たまにオオタカもいる。あまり関係ないけど。

でも来年からは就職の為東京に行く。
高校生までは埼玉に住んでいたのだが、
首都圏はやはり日本の中枢という感じで
あこがれはあった。
でも仙台の大学、大学院に進むことにしたのは
結局は人ごみが苦手だし、通勤ラッシュなどで知らない人とずっといっしょにいるのが絶えられない。
高校の頃の友達に言われたのが、「お前は人付き合いが苦手だから、対人の仕事は向いてない」とのことだった。そいつとは最近は疎遠になってしまったが、そのとおりだと思う。
でも来年からは人相手の仕事だ。
高校のころの自分から何が変わったのだろう。
変わったからこそその仕事を選んだのではなかったか?
そう自問自答してみても自分の中で変わった点が見出せない。特に努力もしてないし。
 
こないだのアエラに載っていたが、その人の性格を決めるのは遺伝的に決まっているらしい。
顕著な例として、アメリカ人と日本人の性格の違いはDNAの塩基配列中の繰り返し配列のリピート数の違いが原因らしい。
それが原因でアメリカ人はポジティブで日本人は引っ込み思案になったそうだ。
そうすると、人間の性格は運命で決まっているのか?性格がその人の人生を規定するとしたら、その人の人生は生まれた瞬間、いや受精した瞬間にきまっているのか?
そんな運命論的なことを考えていたら恐ろしくなった。ナルトの日向ネジみたいになってしまう(知らない人はごめん)。

いづれにせよ、人生というのは自分で切り開いていくものだというのはある意味では正しいし、ある意味では正しくないのかもしれない。
そうすると自分の遺伝子以外の独自性、何を成し遂げたかと言うことが重要になってくる。
自分はいま弁理士になりたいと思って勉強している。未だ漠然としており、なってからは何がしたいのか、5年後の自分でさえ想像もできない。
先のビジョンを持つことの重要性をつくづく感じる。

本当につれづれなる文章になってしまった。
今日はここまで。

今日の日記

2002年4月5日
はじめまして。
今日から日記をつけます。
といってもあまり変化のない日常なので、日々思ったことをかいていきたいと思います。

自分の好きな音楽はR&B系だ。
高校の頃までは東京のラジオ番組をよく聞いていた。洋楽中心で日本人の音楽はあまり聞かなかったが、最近は本当にうまい人が多いと思う。
Scoop on somebodyは最近のお気に入りだ。
ライブとかはほとんど行かないが、彼らのは行ってみたいと思う。
就職活動も終わったので、そろそろどこか遊びに行こうとか思うのだが、なかなかいいところがない。
旅行もいいんだが、バタバタ忙しいのはやだし。
日本人の特徴としてよくいわれるのが、日本人はバカンスのとりかたが下手らしい。たしかに海外旅行していると、欧米人は一週間ぐらいおなじホテルでのんびり何もせずにゆっくりしている。一方でわれら日本人はせっかくきたのだからと憑かれたように歩き回る。
でも下手というのは違うと思う。
旅行の目的が違うからだ。日本人は観光で、欧米人は休息のためにきているからだ。
日本人は土着の民族なので家でしかゆっくりできない。
それを欧米人は日本人はカメラ片手にブランド品を求めて歩き回っていると馬鹿にするのは納得がいかない。
彼らのように人の文化を理解しないで自分の価値観で物事を考えるのは非常に腹が立つ。
パレスチナだって、アフリカ諸国だって彼等が介入して問題を複雑化させてる。
あんな国に振り回されている日本もむなしい。

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